伝統ある湯浅醤油を家庭で味わってみたい
醤油は、和食の味を際立たせる調味料のひとつです。
醤油の風味が豊かであれば、シンプルな家庭料理さえ魔法がかかったように美味しく変わります。
湯浅醤油の歴史は長く、鎌倉時代の禅寺にルーツをもちます。
湯浅醤油のことを古くは湯浅たまりと呼び、紀州独特の製法を生み出し、以後代々大切に受け継がれてきました。
そのような伝統製法だけに、風味は格別です。
湯浅醤油特有の製法を受け継ぐ会社の一つ角長は、天保創業時の蔵をそのまま活かし、こだわりの素材そして美しい水を使って他では味わえない醤油を作り続けています。
加えて化学調味料や着色料など一切添加しておらず、天然で体に優しいことも特徴です。
熊野古道が貫く町の一角で角長は、旧家の趣を今も残しつつ営業を続けています。
醤油の販売とともに歴史を学ぶことができる資料館を併設しており、過去の製造工程や職人たちの息遣いを感じるには最適です。
世界文化遺産である熊野古道を歩きながら当時の人々の思想を発見すれば、湯浅に伝わる醤油の味わいを理解する一助になるでしょう。
角長は湯浅へ足を運べない人のためにオンラインショップを開設しています。
オーソドックスな醤油はもちろん、徳利容器に入った商品やたまりセット、もろみペーストさらには粉末醤油まで全国どこでも伝統の風味を、料理に合わせて購入できます。
分からない点があれば、公式サイトお問い合わせ欄よりメールで質問できるので安心です。
伝統の醤油が味わってみたいときには、きっと役立ちます。